遠藤 麻衣

蛇に似る:私, 2019 


遠藤麻衣は、パフォーマンスや写真、映像、漫画などの多様な手法を用いながら、歴史上のできごとや伝説、現代の法律や習慣を、フェミニズム的視点を通して捉え直す作品を数多く発表している。
《蛇に似る:私》は、人形劇で人形を動かす黒子から着想を得て、身体を黒く塗ったヌードの作家を撮影したものである。うずくまって身体を丸め、手に持つうずらに襲いかかるような蛇のポーズをとっている。
日本をはじめアジア各地に伝わる蛇伝説に触発されながら、女性と蛇の境界に位置する自身の姿を作品化することによって、遠藤はジェンダーや身体に関する問いを提示する。